Area Guide

京都御苑の懐、
古都の華やぎと粋を嗜む。

御所 岩さき

千年の都に相応しい、歴史の息遣いを纏った老舗。
あるいは京の風土と融合した、イノベーティブなフレンチ。
伝統のひと言では片付けられない名店の数々が、
この地に暮らす理由をもたらせてくれます。

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悠久の時を超えて
いま、至福のひとときへ。
ここにしか無い、美味を訪ねる。

都季(TOKI)

伝統と美意識が息づく、
京懐石の老舗料亭

平安時代から御所に伝わる食の儀式「生間流式庖丁」を正式に継承し、祇園祭、貴船の水まつり、山蔭神社例祭での奉納を任される「萬亀樓」は、京料理界でも際立った格式と伝統を誇る名店です。宮中で生まれた有職料理の伝統と技法を踏まえた京懐石と、おもてなしの真髄に触れることができます。京都に湧き出る清らかな水で作ったものを、京都の地で食べるからこその京料理。ハレの日に訪れたいお店です。

コース仕立ての竹籠弁当

写真の竹籠弁当は、彩り鮮やかな20種類以上の品が並び、それぞれに丁寧な手仕事が光ります(お昼のみの提供)。お弁当という名前ですが、先附から始まり水物まで6品のコース仕立てとなっており、価格以上の満足感を与えてくれます。

11代目若主人 小西 雄大さん

代々御所ゆかりの有職料理を受け継ぎ、私で十一代目となります。長い歴史の中で守られてきた技と精神を礎に、旬の食材が持つ“命”に真摯に向き合い、最もふさわしいかたちでお客様へお届けすることを大切にしております。

御所西エリア

有職料理 萬亀樓

  • 住所: 京都市上京区猪熊通出水上ル蛭子町387
    TEL: 075-441-5020
  • 営業時間: 12:00~15:00、17:30~21:30
    (昼の懐石は13:00、竹籠弁当は13:30、夜は19:00が最終入店)
    定休日: 水曜、第1・4火曜

特別な時間を過ごせる、
8席限定の創作イタリアン

オープンから半年でミシュランのセレクテッドレストランに選出されたイタリア料理店「Etto」。若き鬼才、辰巳征也氏による独創的で美しい料理は、口に運んだ瞬間ごとに新鮮な驚きと感動を与えてくれます。幅広のカウンターは、テーブルであり、調理台。メニューには鰹、ビーツ、うすいえんどう……と使う食材の名前だけが列記されており、それらが目の前で、調理され、流れるような手つきで盛り付けられていく様子を眺める——。それは、とても贅沢な時間です。

会話を楽しみながら
ワインを楽しめる贅沢な時間

カウンターは8席のみ。「話をするのが好きなので、お客さまとの会話を楽しみながら近い距離で料理を作りたい」と辰巳シェフ。料理の腕前はもちろん、その気さくな人柄に触れ、メニューの内容が変わるごとに訪れるお客さまも。お酒を嗜む方には、皿に合わせてシニアソムリエがワインをセレクトしてくれるペアリングのコースがおすすめです。

辰巳征也さん

いまや、料理がおいしいのは当然のこと。お越しいただいたお客さまには、プラスαの感情を伴う体験と思い出を持ち帰っていただきたい。「Etto」で過ごす時間が特別なものになるように会話を含め、空間づくりを大切にしています。

御所西エリア

Etto

300年の香りとともに、
五感で味わうお茶時間

寺町通に佇む創業1717年の老舗。重厚な黒漆喰の外観をくぐると、歴史ある茶舗ならではの静けさに包まれ、選び抜かれた煎茶、玉露、抹茶などが整然と並びます。一保堂の茶は、香りが高く、穏やかな旨みを大切にした味わいが特徴。繊細な香りと深い余韻が心をほどいてくれます。

お茶を選ぶ愉しみと、
味わう豊かさ

奥の喫茶室「嘉木(かぼく)」では、そんな茶葉を使った一杯を丁寧に淹れ、季節の和菓子とともに味わえる特別な空間が広がります。お茶を選ぶ愉しみと、味わう豊かさ。その両方を体験できる、京都ならではの上質なひとときがここにあります。

御所南エリア

一保堂茶舗 京都本店 / 喫茶室 嘉木

  • 住所: 京都市中京区寺町通二条上ル常盤木町52
    TEL: 075-211-4018
  • 営業時間: 店舗 10:00~17:00、喫茶10:00~17:00(L.O.16:30)
    定休日: 第2水曜

めくるめく美食の数々に舌鼓を打ち、
心を満たさせる日々を。

都季(TOKI)

御所 岩さき

都季(TOKI)

Coffee Base NASHINOKI

中国料理 花閒(かかん)

都季(TOKI)

御所 岩さき

都季(TOKI)

Coffee Base NASHINOKI

中国料理 花閒(かかん)

都季(TOKI)

御所 岩さき

都季(TOKI)

Coffee Base NASHINOKI

中国料理 花閒(かかん)

一期一会を皿に映す、御所南の隠れ家

一期一会を皿に映す、御所南の隠れ家

京都御所の南、静かな間之町通にひっそりと佇む「御所 岩さき」は、四季折々の食材と一期一会の発想で魅せる、完全おまかせの日本料理店。店主・岩崎義則氏の信条は「同じ料理は二度と出さない」。その言葉通り、一品一品に丁寧な仕事と季節の香りが宿り、訪れるたびに新たな驚きが待っています。カウンター6席とテーブル1卓のみの凛とした空間では、京野菜や近海の幸、炊きたての土鍋ご飯が美しい器にのせられ、目にも舌にも記憶に残る食体験を届けてくれます。ミシュラン一つ星の実力を備えながら、しっとりと落ち着いた雰囲気のなか、京都の“今”を味わえる一軒です。

御所南エリア

御所 岩さき

  • 住所: 京都市中京区間之町通丸太町下ル東側大津町660
    TEL: 075-748-1128
  • 営業時間: 12:00~14:00(12:00から一斉スタート)、
    18:00~21:00(18:00から一斉スタート)
    定休日: 水曜

京の雅と広東の技が響き合う上質な中華を

京の雅と広東の技が響き合う
上質な中華を

本格広東料理に京都の繊細さを織り交ぜた、上質かつ華やかな「京都ブライトンホテル」内にあるダイニング。油を控えたやさしい味わいで、季節ごとに変わるコースや創作料理は訪れるたびに新しい驚きを届けてくれます。フレンチのような美しさが光る6品とパティシエによるデザートがつくランチコース「マダムチャイナ」、ふかひれの煮込みや蒸し餃子、あんかけ炒飯など、ふかひれを贅沢に楽しむメニューが揃う「至福午餐(シーフーウーサン)」、海老のチリソースや黒酢風味のすぶた、麻婆豆腐など、人気メニューを好きなだけ楽しめる「オーダーバイキング」など、多彩な魅力が満載。エレガントな個室も完備し、心に残る時間を提供してくれます。

御所西エリア

中国料理 花閒(かかん)

  • 住所: 京都市上京区新町通中立売(御所西)
    京都ブライトンホテル2F
    TEL: 075-441-4411
  • 営業時間: 11:30~15:00(L.O.14:30)、
    17:00~21:30(L.O.21:00)
    定休日: 無休

出汁と技が織りなす新時代のフレンチ

出汁と技が織りなす新時代のフレンチ

京都・二条城のほど近く、「HOTEL THE MITSUI KYOTO」内に構える「都季」は、ミシュランカイドにも掲載されているイノベーティブフレンチの名店。シェフ浅野哲也氏が手がける料理は、京都の名水で引いた“出汁(フォン)”を軸に、地元食材とフランス料理の技を融合させた独創的な構成が魅力です。全12品で構成される「シグネチャーコース」は、野菜・魚・肉それぞれの「だしスナック」に始まり、繊細さと力強さを併せ持つ皿が続きます。水盤を臨むカウンターや静かな個室で、視覚・味覚・香りすべてに心を揺さぶられる時間を。記念日や特別な夜にふさわしい空間です。

御所南エリア

都季(TOKI)

明治期の京町家を改装したギャラリー兼カフェ

明治期の京町家を改装した
ギャラリー兼カフェ

御所から西、堀川通よりは東のエリアは、区画が広く、落ち着いた街並みが続きます。そんな御所西エリアの路地奥にひっそりと佇む「好文舍」は、静かに時間が流れるギャラリーカフェ。趣のある建物は、かつて呉服の悉皆屋が商われていた場所。どの席も中庭に面しており、天から差し込む光にきらめく緑を眺めつつ、ゆったりとした時間を過ごせます。不定期に開催される企画展や個展には作家の在廊する日もあり、そんな日のカフェはサロンさながらの雰囲気に。路地奥にひっそりと、静謐で豊かな世界が広がっています。

抹茶茶腕は、京焼・清水焼作家 上坂善妙の作品など、菓子皿は京菓子司 金谷正廣と六兵衛窯の清水 宏章氏が手がける「flat plateKyoto」、和菓子は「京菓子司 金谷正廣」の上生菓子。小腹が空いたときには黄金色のバターがとろりとろけるあんバタートーストを。喫茶の時間の中で、京都の伝統やクラフトに触れることができます。

御所西エリア

好文舍

梨木神社の旧茶室で
スペシャルティコーヒーを

京都御苑の東側、清和院御門に隣接する梨木神社は、通称を萩の宮といい、萩の名所としても知られます。境内には京都三名水の一つで、茶湯にもふさわしい水として有名な染井(そめい)の水が湧き出しています。拝殿を背に、手水舎の隣にある建物がかつて京都御所で茶室として利用されてきた旧春興殿。その旧春興殿が「Coffee Base NASHINOKI」として活用されています。

完全予約制の「コーヒーコース」で
特別な時間を

ここで味わえるのは染井の水を使って淹れたコーヒー。天気のよい日は、縁側で足を伸ばして、ゆったりと。一般には閉ざされた茶室では、完全予約制の「コーヒーコース」が楽しめます。
染井の水を使い、2時間かけて抽出する水出しコーヒー。合わせた栗まんじゅうは「京菓子司 金谷正廣店」作。上品な甘さが丁寧に淹れたコーヒーとよく合います。看板メニューでもあるボトルドリンクは持ち歩いてもおしゃれです。

御所東エリア

Coffee Base NASHINOKI

手仕事が息づく、京都生麩の老舗

手仕事が息づく、京都生麩の老舗

府庁前に暖簾を掲げる「麩嘉(ふうか)本店」は、江戸時代後期創業、御所にも麩を献上していた由緒ある老舗生麩専門店です。地下水と国産素材を用い、職人が手仕事で仕上げる生麩は常時30種以上。なかでも夏の名物「麩饅頭」は、青のり入りの生麩で自家製こしあんを包み、笹に巻いて供される涼菓。もっちりとした口当たりと、ほんのり磯の香り、上品な甘さが特徴で、明治天皇も好んだと伝えられる逸品です。ほかにも、栗入りや柚子味噌風味など季節限定の麩饅頭や、料亭御用達の本格生麩も人気。京の伝統と四季の風情を感じる味わいを求め、地元客から観光客まで足を運ぶ名店です。

御所西エリア

麩嘉 本店

京都御所

千年の記憶が息づく、
静けさの庭へ

794年の平安遷都以来、明治維新までの長きにわたり歴代天皇が居住した皇居であり、京都御苑の中心に静かに佇んでいます。格式ある紫宸殿をはじめ、清涼殿や小御所などの建築群、そして四季の移ろいを映す庭園は、日本の歴史と美意識を今に伝える貴重な文化遺産です。現在は事前予約なしでも自由に見学ができ、静けさの中に凛とした気配が漂う境内を、多くの人々が散策に訪れています。春の桜や秋の紅葉も見どころです。

  • 住所: 京都市上京区京都御苑内
    TEL: 075-211-1215
  • 営業時間: 4月~8月 9:00~16:20、9月及び3月 9:00~15:50、
    10月~2月 9:00~15:20
    定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、
    年末年始(12/28~1/4)、行事等が行われる日

Area Map

1.有職料理 萬亀樓
(徒歩6分/現地より約470m)
2.Etto
(徒歩3分/現地より約220m)
3.好文舍
(徒歩6分/現地より約480m)
4.御所 岩さき
(徒歩17分/現地より約1,290m)
5.中国料理 花閒(かかん)
(徒歩11分/現地より約870m)
6.都季(TOKI)
(徒歩13分/現地より約980m)
7.一保堂茶舗 京都本店 / 喫茶室 嘉木
(自転車7分/現地より約2,080m)
8.麩嘉 本店
(徒歩6分/現地より約470m)
9.Coffee Base NASHINOKI
(自転車7分/現地より約1,810m)
10.京都御所
(徒歩11分/現地より約840m)

※徒歩分数は80mを1分として計算した概測時間で、端数は切り上げています。
※距離表示は現地からの地図上での概測です。
※掲載の各店舗の情報は2025年6月取材時点のものであり、将来に亘ってその所在・営業が保証されるものではありません。あらかじめご了承ください。
【各施設までの距離】有職料理 萬亀樓(徒歩6分/現地より約470m)、Etto(徒歩3分/現地より約220m)、一保堂茶舗(自転車7分/現地より約2,080m)、御所 岩さき(徒歩17分/現地より約1,290m)、花閒(かかん)(徒歩11分/現地より約870m)、都季(TOKI)(徒歩13分/現地より約980m)、好文舎(徒歩6分/現地より約480m)、Coffee Base NASHINOKI(自転車7分/現地より約1,810m)、麩嘉 本店(徒歩6分/現地より約470m)、京都御所(徒歩11分/現地より約840m)
※掲載の写真は、2025年6月に撮影したものです。